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2013.09.05

「コミュニケーション講座」でスキルアップ!


こんにちは。作業療法学専攻の飯塚照史です。

体やこころに障害があっても、
その人らしい生活の獲得を目指す作業療法では、
患者さんの思いを汲む円滑なコミュニケーションが重要になります。

そのため、2年次に行われる臨床実習Ⅰ(見学実習)前後に、
作業療法学専攻教員と臨床心理士の教員とで
共同してコミュニケーション講座を行い、
円滑なコミュニケーションが成り立つための条件について、
講義や討論を行っています。

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「良好なコミュニケーションについて」学生討論場面

この講座は、
普段何気なく行っているコミュニケーションについて、
医療場面を想定しながら上手に伝えることや、
きく(聴く、聞く、訊く)ことの重要性に
気付くことを目的としています。

学生同士の討論でも、
目線や言葉遣い、態度や姿勢など、
たくさんの要素が取り上げられ、
実習前後にコミュニケーションについて
考える良いきっかけになっています。

多くの大学の医学部、歯学部、薬学部などでも、
患者さんやスタッフとの良好な関係を築くための
コミュニケーショントレーニングが
授業として行われています。

shashin2.jpg

「良好なコミュニケーション」に必要な要素をふせんに書いて分類している場面

さて、臨床実習後のコミュニケーション講座での報告会で
学生が挙げた声を3つだけ紹介しましょう。

「技術や知識も大切だけど、
患者さんとのコミュニケーションを通じた
関係づくりが大切だと感じた。」

「実習前は、
目線や声、姿勢などが大事だと感じていたが、
自分の笑顔がぎこちなくて、
患者さんも緊張してしまった???。」

「状況に合わせたコミュニケーションで
患者さんの表情が良くなった。」

このように、全ての学生は
コミュニケーションの大切さを再確認していました。

いくら知識や技術が素晴らしくても、
患者さんの思いを受け止める力がなければ
信頼は得られません。
心技体がそろって、
初めて信頼される作業療法士といえます。

外围体育投注_必威体育app官网|手机版は、知識、技術だけでなく、
「心の通った作業療法士の育成」を目指しています。

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