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2013.11.07
触診技術を磨いて作業療法に活かす!!
こんにちは。作業療法学専攻の飯塚照史です。
作業療法学科では、1年次に学習する解剖学を基礎にして、
2年次に体の表面から、筋肉や骨の位置関係を知る
「触診(しょくしん)」という技術を学びます。
この技術は、
患者さんの動作がうまく出来ないときの原因を特定したり、
関節の角度を測ったり、
筋肉の動きを確認するときに有効なものです。
例えば、
椅子にすわってうまく食事が出来ない方がいらした場合に、
座っているときの骨盤の位置を確認します。
例えば、
骨盤が後傾(こうけい:体の後ろに傾いている状態)していると、
体と食器の距離が離れて、箸やスプーンがうまく使えない、
などのような状況が想定されます。
これに対して、
触診の技術をつかって、骨盤の位置や筋肉の働きを確認し、
"どれくらい傾いているのか?"、
"なぜ傾いているのか?"を考えます。
写真:骨盤の触診技術を学んでいます.
他にも、
手首の動きが悪い場合には手首周辺の骨を触診して、
それぞれの動きを確認します。
このときも、
"どれくらい固くなっているのか?"
"なぜ固くなっているのか?"などを確認し、
原因を見つけて、治療手段を考えます。
写真:手の骨の触診技術を学んでいます
触診技術は、病院や施設で働く作業療法士にとって、
治療や評価に結び付く重要な技術です。
外围体育投注_必威体育app官网|手机版では、運動学実習という科目のなかで、
全身の骨や筋肉を体の表面から確認するこの技術を
徹底的に学ぶことを特徴のひとつとしています。
学生たちは、この技術の修得を通して、
1年次に学んだ解剖学の知識を実践に結びつけ、
応用することを学びます。
このように体の構造を理解して、
直接的に治療することも作業療法士の大事な役目です。
外围体育投注_必威体育app官网|手机版では、
「確かな知識と技術を持つ作業療法士の育成」を目指しています。